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読書×人生 本から学べることは無限大

あなたの望む人生は?【10年後、後悔しないための自分の道の選び方】

10年後の自分...。
仕事にも慣れこれからの人生を考える
誰しもが抱える悩みだと思います。

今の仕事に不満はないがこのままでよいのか...。
自分が理想としている人生がなんのか...。
将来に漠然とだが不安がある...。

私はそう感じていました。
経験年数を積み、若手とは言えある程度
責任のある仕事も任されるようになりました。

しかし、ふとした時に今のまま進むことに疑問を持ちました。
仕事内容や環境の変化、転職してく同僚や先輩を観て
漠然とした、そのうえで大きく深い未来への不安が襲ってきました。

そんな時、このタイトルが目に止まったのです。
先のようであっという間に来てしまいそうなその未来に今の自分に何ができるか
この本から学びたいと思い読み始めました。

 

 

著.ボブ・トビン 訳.矢島麻里子
【10年後、後悔しないための自分の道の選び方】

▷理想の人生を送るために本当に大切なこと11
▷「早すぎる」「若すぎる」そんな常識は捨てる
▷人生相談を聴いてくれる温かい本📙

 


▽たんの感想

この本のキーワードは「決断」でした。
自分を大切にする。
これからの人生においてその舵を取る。
そのために自分で納得のいく選択肢を選んでいく。

私自身、周りの人の行動に流されたり
ネットの情報をかき集めて悩み、結局何もしない。
そんな日々を過ごしていました。

最悪の決断は何も決めないこと
第2章の見出しが胸に刺さりました。
情報だけ集めて行動はほとんどしない...。
してもすぐにやめてしまう。
そんな自分に向けられたような言葉に感じたからです。

そして、この本の最も特徴的だったのは
まるで親しい先生と人生相談をしている
そんな温かさを感じ文章で構成された本だったことです。
これには読んでいて驚きました。

一般的にビジネス書は「こうあるべき!」
と説得されているような感覚を覚えることがほとんどです。

ですが、この本はあくまで解決方法を提示するだけ
最終的な「決断」を読者に委ねるのです。
読者が「自信」と「勇気」を持つ方法を丁寧に説明
そして読者が下すであろう決断を後押ししてくれます。

すべてはあなた次第。
これは最後の見出しです。
一見、突き放しているように見えるこの言葉は
厳しくも優しく見守ってくる温かい先生の言葉でした...。

 

△こんな人にオススメ

20代~30代のビジネスパーソン
未来に漠然とした不安がある人
自分の決断に自信がない人
行動するべきか悩んでいる人